2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「味噌舐め星人の旋律」

塩吹きババアの話と味噌舐め星人の話は断片的だった。その断片的に語られる話と話を繋ぎ合せて、俺はなんとか一応の道筋を見つけた。どうやら、今日の昼俺がコンビニに向かった後、味噌舐め星人はすぐに目を醒ましたらしい。それで俺が部屋に居ないことに気…

「塩吹きババアは世話をした」

部屋に帰ると塩吹きババアが卓袱台の前に座っていた。味噌舐め星人も一緒だった。二人はまるで仲の良い姉妹の様に同じテレビを皆がら笑っていた。まるで俺が帰ってきたことも分からないような、そんな風だった。姉妹のようだと俺は思ったが、なるほど見れば…

「味噌舐め星人の心配」

俺がコンビニでの務めを終えた頃には、もうすっかりと辺りは夜の闇に包まれていた。乳白色をした月が浮かんでいる夜空を見上げながら俺は、起きて俺の姿がどこにもないと味噌舐め星人は驚くかもしれないな、と思った。ライトを点けスタンドを蹴ってサドルに…

アフタ読む

市川春子の世界観は凄く素敵だなと思う。そんだけ。 一番すきなのは蕗だったかのお話。あれは最高にエロかったよ。(え

「店長、土下座する」

膝の上から枕の上に味噌舐め星人の頭を移し、風邪をひくといけないので布団を被せると、俺は部屋から出てコンビニへと向かった。自転車に乗って、漕ぎに漕いで、俺は昼間の半袖に少し肌寒い街の中を俺はひた走った。 店について裏手に回ると店長が待っていた…

GAGAが来るかな

とりあえず、これを見てくれ。最初の茶番はまぁ飛ばして、3分くらいから見ることをオススメする。 服装、演出、ダンス、相当にキテるぜこの女……。 これ見てパクリ物書きな私はインスピレーションびんびんですよ、もう。 凄いな、GAGA、よくもまぁこんなのを…

明後日に論文紹介せにゃならんのですよ

群像出せるかなと思って急ピッチではじめた小説ですが、まったくもって進んでおりませぬ。 現在4.5ページ。初日の半分も二日で書けていないという体たらく。やっぱりまとめて時間を作らないと、俺は書けないタイプなのかもしれない。いや、そういうのを止め…

「味噌舐め星人の膝枕」

気が付くと味噌舐め星人は俺の膝の上で眠っていた。味噌舐め星人はとても心地良さそうに寝息を立てて眠っていた。泣きじゃくって疲れてしまったのだろうか。疲れるほど涙を流すことができる味噌舐め星人を、俺は素直に若いなと思った。そんな風に泣けなくな…

「真昼の強盗」

その男は自動ドアを潜るなり包丁を突き出して私にこう言った。 「強盗だ、金を出せ」 マスクにニット帽、黒いサングラス。だいたいサングラスなんて黒いのが当たり前なんだけれど、彼のは縁からレンズまで何から何まで真っ黒だったので、黒いサングラスと言…

対して俺と来たら、ハッシュを保存する程度で四苦八苦ですよ

文字コードがAWANEEEEE!って思ってたら、Eclipseの文字コードをUTF−8に設定していたのをすっかり忘れてた。対象とするFileがShift−JISで書かれているので、それに合わせてちょいちょいとやると、おぉ動いたSENによる、…

今から五日で250ページ。

かの有名な群像の新人賞が今月末にあるのですよ。 それに何かをぶち込んでやろうと思うと、250ページ書かなくちゃならんのですよ。 いや、最高250なんですけど、やっぱりそれくらいは書かんと、せめて半分は書かないと。 けど俺が今日書いた分は12枚…

ありがとうございますの略

アクセス解析見てるとリピーターがちょくちょくいらっしゃるみたい。 ココロちゃんの方でブックマークのアクセスが記録されてるのですよ。 うわぁい。こんなやさぐれおちぶれサイトの何が良いのか知らんけどありがたい、ゴッデス(女神)! 頑張らんと決めた…

「味噌舐め星人の慟哭」

扉を開けて俺が部屋に入ると、味噌舐め星人は慌てて卓袱台の前から飛び起きて部屋の隅に戻った。また俺に背中を向けて、明後日の方向を見つめて、味噌舐め星人は俺と会話するのを拒絶した。もういいだろう、いい加減なにか喋ってくれよと俺は味噌舐め星人に…

切羽詰ってるし、せっかくなので何か出してみよう

小説を応募するのは、二年前にポプラ社に出して以来。 まったく掠りもしなかったあの時よりは、少しは成長した……のだろうか? おそらく11月から暇になるけれど(査読の結果、論文を突き返されなければ)、長編書くだけの技量はまだ俺には無いので、短編とか…

パソコンまた壊れる

もうやだこのパソコン。マザボ変えたのにまたクラッシュですよ。 こうなると後はCPUが逝かれてるとしか考えられない。だよなしーぴーゆーふぁーうーんだものな。 最初から大人しくCPU買っておけばよかった。けど、今更買った所でもう十年前の機種。 ど…

「味噌舐め星人の鬱憤」

アパートに戻ってからの味噌舐め星人はすこぶる不機嫌だった。俺と顔を合わそうとはしないし、テレビを見ようともしない。無視して一人勝手によそ事をしてくれれば、幾らかこっちの気分も紛れるが、部屋の隅に足を抱えて体育ずわりにそっぽを向かれては、こ…

自分が成長してるんだって、実感したいだけ

ぎゃーすか騒いでるけど、結局の所これが実感できないから悩んでる。 何を書いても、何年書いても、周りからスルーされる絶望感がお分かりだろうか。 アクセスカウンターが伸びない辛さがお分かりだろうか。 分かるわって言うなら、俺がかれこれ何年このサイ…

「味噌舐め星人の迷走」

味噌舐め星人はしきりに食べ物屋に入りたがった。しきりにコンビニにも入りたがった。その度に俺は、もう少し行った所に美味しい味噌屋さんがあるんだってと、実に味噌舐め星人にとって魅惑的な嘘をつきその場を凌いだ。味噌舐め星人は、もしかすると俺が嘘…

なんでこんなの書こうと思うのだろうか。

書いてるときはノリノリなんだけど、後になると恥かしくって転げまわるような文章を。 ええい書き捨てだ、書き捨てだ、恥は書き捨てだよ、こんちくしょう。

「六休さん」

二千九年九月十九日。京都金閣寺をジャックして行われた六休さん全国ライブツアーイン京都。京中・畿内の六休ファンに加え、西国は九州の大宰府、東国は鎌倉から集まった熱狂的六休ファンにより、会場の総人口は十九万人に到達。二十世紀後半から行っている…

学会で発表したプレゼンの……。

緯度と経度が逆になってた。超、恥かしい……。 きっと皆、大した事ねえなこいつとか思って見てたんだろうな、俺のプレゼン……。

「味噌舐め星人の同乗」

市役所へ行く準備を終えた俺は、熊さんパジャマ姿とはがらりと印象が変わり、すっかりと大人っぽくなった味噌舐め星人と共に、マンションの外廊へと出た。味噌舐め星人はえらくご機嫌だった。また美味しいものでも食べれると思ったのだろうが、生憎俺は昼過…

同人誌を作ろうかなと思う

古き良き活字中心の皆でわいわい書くタイプの奴。 コミックモール見てるとなんか作ってみたくなった。一度だけで良いのでやってみようと思う。 200ページ、表紙カラー、二十部刷り、PP加工なし、表紙なし、13000で。費用は全俺持ち。たぶん、これくらいなら…

「味噌舐め星人の激震」

分厚い布団を頭から被り、ぶるぶると震える味噌舐め星人。どうやら、味噌舐め星人の怖がりは相当なものであるらしい。もっとも今までの共同生活からそんな事は分かりきった事だったが。しかし、なにもここまで怖がる事も無いだろうと、お化けが出るにはまだ…

「俺より才能のある奴はクタバレ!!」

畜生畜生畜生畜生。なんだってんだ、なんだってんだ、なんだってんだ。馬鹿にしやがって、そうやって俺を追い抜いて馬鹿にしやがって、見向きもせずに馬鹿にしやがって、歯牙にもかけずに馬鹿にしやがって。どうせ俺の書く文章なんか誰も見やしないよ、手前…

「穴蔵航平」

穴蔵航平は醜悪な顔をしていた。子供の頃から醜かったので、ついぞ今の今まで異性どころか同性の友達さえできなかった。彼は醜悪な顔の上頭もそこそこに悪かったので、そこそこの高校にも入ることはできなかったし、そこそこの会社にも入ることはできなかっ…

日曜日はおやすみの日

なので、今日は代休。変わりに、最近聞いてる洋楽のPVとかをちょこちょこ。 安心してください、会社公式のPVです。たぶん。なんか問題あったら連絡ください。 Good Girls go bad http://www.wmg.jp/cobra_starship/ Boom Boom Pow Poker Face Knock You Down…

「味噌舐め星人の激励」

襲っていたらどうなっていたのだろうか。そこで、俺は目を醒ました。夢なのか現実なのか、まったく判別はつかないが、窓から差し込む明るい光が、今自分の存在している時が朝である事を告げていた。もう潮吹きババアの姿と気配はすっかりと部屋の中から無く…

「塩吹きババアは世話をする 下」

起きると湿った音が部屋の中に響いていた。それは水音だった、けれども糸を引くような水音だった。蛇口が緩んで水が垂れているのではない、粘っこく絡みつきそうな粘液のような汁が、ゆっくりと掻き混ぜられているようなそんな音だった。誰が、闇の中で、何…

またなんか書かなくちゃいけないのが増える

書かなくちゃいけないとか思うからいけない。書きたいのを書くだけだ。 そして、書けなくなる、どうにでもなるさー。 あ、そうそう、今日厳島神社のおみくじで凶引きました。なんも良い事が書いてない凶でした。 邪な心を持って失敗する、待ち人来ない、勝負…