同人誌を作ろうかなと思う


 古き良き活字中心の皆でわいわい書くタイプの奴。
 コミックモール見てるとなんか作ってみたくなった。一度だけで良いのでやってみようと思う。
 200ページ、表紙カラー、二十部刷り、PP加工なし、表紙なし、13000で。費用は全俺持ち。たぶん、これくらいならなんとかなるでしょう。
 コピー元というかトレス先はファウストファウストみたいな雰囲気の同人誌を作りたいなと思ってる。なのでサイズは新書。
 ジャンルもざっくばらん。小説あり、評論あり、会談あり、ルルブあり、シナリオあり、二次創作あり、ヤマナシオチナシイミナシおk。
 活字中心だけど漫画でも可、四コマでも可、絵でも可、写真でも可、あまり細かい事は言わない、言いたくない。個人の美意識に任せる。
 原稿サイズだけ指定するので、MSWordなりOpenOfficeなりLatexなりなんなりで各自で勝手に作ってPdfを切り貼りでゴーな感じ。
 俺がやっても良いけど、ぶきっちょなのでどうなるかは知らん。けどま、文章くらいならなんとか体裁を合せてみせる。たぶん。


 あとイベント出て売る気は毛頭無い。欲しいって言う身内に配って、他に欲しい人が居たら千円くらいで送付。
 二十部刷るけど、絶対に余る。一生余る。一生俺の箪笥の肥やし。けどまぁ、それでもいいかな、と、やってみたいし。
 ただ参加してくれる人が致命的にいない。俺の交友関係の狭さはここじゃちょっと有名なんだけれど、それにしたってこれは酷いってくらい居ない。
 一応、学校で隣の席に座ってる年中Yシャツの人には打診したのだけど、あんまり乗り気じゃない。書いて欲しいけど乗り気じゃない。
 暇暇光線出してる中学の友達から、久しぶりにメールが来たのでついでに打診したのだけれど、応答が無い、応答が無い、応答が無い。
 最も絵を描いてくれそうな知人である妹さんは、九州出張で連絡が取れない、取れない、取れない。そして仕事が忙しい、忙しい、忙しい。
 そうなんだよな、無理なんだよな、やっぱり、状況的に無理なんだよな、あぁ、ちくしょう、なんで、どうしていつもこうなんだ。
 協力者が集まらない。一人でぎゃーすか騒ぐキチガイみたいな感じで終わる。もういい加減こんなのはうんざりなのだ。
 何が悪いって、中途半端に投げ出してる俺が悪い。ゲーム作るって言って作らなかったり、研究途中で放り出して逃避行したり。
 今も論文中途半端に書いて、こんな記事を書いていたり。もうね、自分の素行が全て跳ね返ってきてるんですよ。トホホホホ。


 じゃぁいつもの試算妄想でも。200ページをどう配分するか。
 まずは、表紙・裏表紙で4ページを消費。内表紙と目次、奥付と次回予告で4ページ、後書きコーナーに何人書くのか分からないけど4ページ。残り188ページ。
 とりあえず俺は小説をのっける事にする。いつも使ってるフォーマットでガリガリ書いて、印刷時には二段組にはめ込む。
 だいたいいつも使ってるフォーマットが一枚を原稿用紙に換算すると3.5枚くらい。
 責任持って半分はページを消費するとして、二段組を1ページ辺り原稿用紙2枚と計算して、最高原稿用紙200枚。
 3.5で割っていつものフォーマットで57ページ。味噌舐め星人二か月分、長編小説一章分、たぶん掌編を繋ぎ合せれば余裕かな?
 48ページを前から書きたいと思っていたマヨネーズ小説に当てて残りは9ページ。味噌舐め星人を五話出張させて、残り4ページは自分語りでも。
 これとは別に漫画も描きたいので、まったく需要の無いであろう本日のアタクシを九州出張編で10ページはもらおう。つうわけ残り78ページ。
 年中Yシャツで最近お腹壊した人にどれだけ書いてもらえるか分からないが、30ページは最低でも書いてもらって……。残り48ページ。もう無理、これで限界。
 妹さんに10個四コマ漫画を描いてもらって……、良い感じに香ばしい中学の友達に小説10ページ書いてもらって……、旅行が趣味の幼馴染に旅行記事を10ページ書いてもらって……、良いって言ってくれるかなぁ。
 高専友達のKuroに数学ネタでも10ページほど書いてもらって、KIDにプログラミングネタを10ページほど書いてもらって、Shiroに読書感想文を10ページほど書いてもらって……、絶対恥かしがって書いてくれないだろうなぁ。
 はぁ、友達が少ないってこういう時に不便だよなぁ……。