「俺より才能のある奴はクタバレ!!」


 畜生畜生畜生畜生。なんだってんだ、なんだってんだ、なんだってんだ。馬鹿にしやがって、そうやって俺を追い抜いて馬鹿にしやがって、見向きもせずに馬鹿にしやがって、歯牙にもかけずに馬鹿にしやがって。どうせ俺の書く文章なんか誰も見やしないよ、手前ら素晴らしい文章書き様とくらべりゃ俺の文章にはこれっぽっちも心に響くものが無いよ、何もないよ、悪かったな、ちくしょう、こっちだってなぁ好きで何も無いんじゃないんだよ。俺だってお前らみたいにちやほやされたいし、自分の書いたものを褒めてもらいたいし、自分の書いたものを認めてもらいたいんだよ。認めてもらったくらいで好い気になりやがって、認めてもらえない俺を嘲笑いやがって。好い気になるな、好い気になるな、好い気になるな。てめえら、ちょっと受けたくらいで好い気になりやがて、ちょっと人気が出たくらいで調子付きやがって、死に腐れこの馬鹿野郎ども。見下しやがって、いつまでたっても、何を書いても満足に人を喜ばせないこの俺を見下しやがって。糞が、糞が、糞が。ちょっと受けただけの癖に、何も周りから理解されて無いくせに、何も欠けないくせに好い気になりやがって。ただの運じゃねえか、とっとと大凶でも引いてぽっくり死にやがれ、俺に場所を開けろ、死んで俺に場所を開けやがれ。開けろじゃない、空けろだって、うるせえ、お前は馬鹿か、小学生でも分かる間違いを指摘する馬鹿か、お前のやってることは、三時四十七分じゃありません、三時五十一分に言ったんですって言うのと同じなんだぞ。意味が分からないだって、馬鹿にするな!! お前の言ってる事は、お前たちのやってる事は、小学生の頃から代わらない。取るに足らない俺を馬鹿にしてあぁこいつは負け犬なんだ、何をやっても俺達には敵わないんだ、何をしてやってもこいつは安心だぞと、そういう低レベルな次元から少しもでちゃいない。全然知性を持った人間らしくない、動物的なレベルから抜け出せてない。それは正しい事だけれど、間違っちゃいないけれど、てめえは学校の道徳で何を習ってきたんだ。畜生、くたばりやがれ、畜生、くたばりやがれ。才能があるだって、文才があるだって、良く分からないけれど面白いだって、量を書いてるしちゃんと努力もしてるだって、ふざけるな、じゃぁ俺は努力してないって言うのかよ、メンヘラで終わりかよ、おかしな奴で終りかよ。そいつらはやったことが認められて、俺のやったことは何もみとめられませんってことかよ、ふざけんじゃねえ、認めるかよ、お前らなんか、お前らなんか認めてたまるか、俺だってお前ら程度には色々やってる、文章書いてる。認められないから書かせてもらえない、書いても良いよと言ってもらえない、それでも書いてる、なのになんで認めてもらえない。ちくしょう、クタバレ、クタバレ、クタバレ、お前らみたいに簡単に世の中に認めてもらえる奴等なんか、クタバッチマエ。馬鹿野郎。クタバレ。お前ら、才能が枯渇して死ね、脳の一部が腐って文章が書けなくなって死ね、癌になって書きたいものを残して死ね、誰からも相手にされなくなって死ね、交通事故で腕を失くして書けなくなれ、祀り上げられるだけ祀り上げられて後から新人に背中を蹴られて転がり落ちて死ね、死ね、死ね、死ね、弱い俺にはそれしか言えないんだ。