朝から晩まで怒られっぱなし


 朝方、電車乗り遅れるのが決定したので、「あ、もうういいよ、どうせ間に合わんから。次ので行くわ、ゆっくり作って」と母さんに言ったら、誰のためにわざわざこんな朝早くから起きて飯つくっとるとおもとんのや、なめんなやという具合にキレられた。どうせ間に合わんので、それだったら母さんの楽なペースでと思って言ったつもりだったんだが、ううむ、たしかに思慮が足りなかった。
 で、例によって終電の一本前に乗って家に帰ってきたら、家に入るなり親父から、「もうちょっと早く帰ってこんかい、母さん夜遅くまで待たせて可哀そうじゃろうが。母さんはお前の嫁やないんやど、俺の嫁や」みたいな感じでキレられた。うん、五十路になってもおあついこって。
 我が家の平和は当分続きそうです。