「処女と暴力」

行為描写はないですが、ひたすら卑猥かつ反社会的なので隠します。


「あぁ、こいつ殺してやりたいって突然思うことあるよね。駅の構内とかでさ、やけに態度のでかそうな若者を見かけたときとか。あぁ、こいつ、調子乗ってるんだなぁ。サル山のサルヤマサル太郎君だなぁって感じの」
「じゃぁ言ってやれよ、サルヤマサル太郎君調子に乗るなよ。お前なんか俺のワンパンチで明日から優先座席に座る羽目になるんだぜって」
「それとは別にさ、時々犯してやりたい少女って居るよね。あぁこいつ何もしらねえ餓鬼の癖にギャースカ騒いで鬱陶しいな、その口をチンポで塞いでやろうかって奴。この世の汚いものでぐっちゃぐっちゃにかき乱してやって、もう無理ですさえ言えなくなるくらいに凌辱したくなるような、そんなの」
「言ってやれば良いじゃないか。お嬢さん僕のチンポをしゃぶれよって。さっきから何が言いたいのか俺にはさっぱり分からんのだが。奇特な事を言って人の気を引きたいのなら、そろそろ黙ってくれないか」
「別にただなんとなくそう思うときってあるよねって言っただけじゃないか」
「そんな事は誰だって思ってるさ。今更改めてお前が指摘するまでもない」
「あ、やっぱり皆思ってるんだ、何にも知らない餓鬼を捕まえて、ぶち込んでぶっ壊してやりたいって、やっぱり皆思ってるんだ、あははは」
「そんなものさ。それが世界の悪意って奴さ。だから、もう、黙れよ」
「けどさけどさ。皆がそれをやらないのはどうしてなのさ? 納得いかないね、やれるならやっちまえば言いだけの事じゃないか、なにを戸惑ってるんだ俺たちは。なぁ、なにを戸惑ってるんだ、モラルって奴が邪魔するのか?」
「モラルって訳でも無いだろう。まぁ、強いて言うなら性欲みたいなものじゃないのかな。溜まってるんだよ、そういう事をする奴等は。何かを我慢してるってわけさ、ある意味じゃ奴等も被害者だね。きっと誰かがみんなも我慢してるんだなんていう奇麗事を言うだろうけれど、限界値なんて人によって違うんだからそんなの詭弁でしかないと俺は思うがね。まったく、行為に対してしか刑を思考できないこの社会はほんとに腐ってるね、腐りきってる。まるっきり救いってもんがないんだから、その内消えるぜこんな世界。北朝鮮が核爆弾を世界にばら撒いてジ・エンド、さ。ジ・エンド」
「ジ・エンド。あぁっ、実にいい響きだ……。おおっと、ごめんごめん。それじゃそろそろ始めようか弥生ちゃん。あのね、やっちゃう前に言っておこうと思うんだけれどね。僕はね君の様にね、まるで世界が自分を中心にして周っている女の子達はなんとも思わないんだ。それはね、だって君達ガキンチョだから、糞餓鬼だから、それは別に良いんだよ。いっこうに構わないんだ。けどね、世界に優しくないって事が僕には許せない訳よ。なんというか分かる、君にはそんな風に気軽に暴力を振るえる人間になって欲しくない訳。だから僕は今から団長の思いで君とセックスする訳。君の処女膜をぶち破って、ケツの穴の襞を裂いて、喉を腫上がらせてセックスするの。そしてあぁ、これが暴力だなって知ったら、君だって少しは周りに優しく慣れるでしょう。あぁあぁ、なんでこうこの年頃の女の子って、世界に優しくない奴等が多いのかね。ほんと、いやんなるよまったく。人指して笑うなって言ってんの」