五分と三時間


 なんか今日はどうしようもないことで悩んでて、母ちゃんに色々と愚痴みたいなことを聞いてもらってたんだけれどそれでも全然よくならんかって。そんでもって父ちゃんが帰ってきて、しょうもない話したすぐに立ち直った。
 これのどっちに優劣をつけるって事はまず間違っている行為なのだけれど。それでも、父親の五分のために母親が三時間かけたのを考えると、そりゃまぁなんかしてやらなあかんなぁと思う。ちゅうか、自分も含めて、そういう不器用な人間が私は好きなのです。