読んでる所にこの話


 親父が面白いぞって言うから、ノルウェイの森を学校の図書館で借りてきて読んでたんだけれども、そしたらドンピシャなタイミングで、春樹先生がイスラエルでスピーチ。これって、運命とかいったらスイーツですけども、まぁいい時期に読んだなぁと自分では思っとります。
 さて、今下巻の最初の方を読んでいるのですが、いいですねノルウェイの森。なにがいいのか分からんけれどいいですね、これ。いやほんとマジで。セクシャルな部分は私童貞だから同意できないけど。あと、緑さんはやっぱり下品なんだと思うの。っていうと、僕もシステムに操られてる卵になるのだろうか? 春樹さんの本は短編集1とこれしか読んでないので分からんのだけれど。けれどばっかりだけれど。(博士風)なんで目を逸らすんですか。(なのちゃん風)
 うーんと、なんだっけかな。そうそう、スピーチの感想。僕は英語分からんので、はてなのホットエントリーにあがってた和訳を見たんですけれども。いやー、なんちゅうか、やっぱりわかりません。全然分かりません、春樹さんの文章って本当にポエムみたい。抽象的なことを言いたいはずなのに風景画書いてる様なそんなかんじ。嘘、なんもわからんならわからんていえばいいんだ。
 そんでもって政治的なこともようわからん。本当に分からん。あの地域の問題については高専のカリキュラムで一通り習って、ヨルダンがどうとかこうとかロードマップ策定がどうとか、代表が親パレスチナだとかどうとかやったはずなんだけれども全然覚えてない。超無関心。
 なのであのスピーチから読み取れたのは、春樹先生が物語を書くことよりも人間を書くことに重きを置いているんじゃないかってことだけ。そんでもってあの人が書いてるのはシステムと卵の話だけなんじゃないのってこと、そんだけ。いや、村上春樹先生の本は全部読んでないからわからんけど。それくらい知ってろって言うの? ねぇ、言うの? これもまた、システムの悪用なんだろうか。いや、わからん、ぜんぜん分からんけど。
 あぁもうめんどい。とりあえず、今から母ちゃんの手伝いしてくる。