つ、ついにあの大先生が一般向けの漫画(?)を


 どこぞのニュースサイトをおそがけにみてらした続々さん。その中で、「お兄ちゃんのことなんてぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」という記事を見つけ、「ちちぃっ、私も全然好かれていないお兄ちゃんが駄目な感じで女の子に絡んで行くという、ヘタレ系萌え小説かなんかを考えていたのに。まったくどこのどいつだ、同じ電波を受信した奴は」てな感じに偉そうな事を考えつつクリックしたところ、
 「なんでえ、コミックハイか。おっ、よしかづ先生頑張ってるなぁ。単行本でたら、買えたら買おう……(つまり買わない)。しかし企業系のWEBコミックとなると、アイデアがバッティングしたのは少しは名のある漫画家ということにな……


http://futabasha.pluginfree.com/weblish/futabawebhigh/Oniichan_001/index.shtml?Mdn=1&rep=1


く、草野紅壱大先生やおまへんかぁー!!!

 とまぁびっくりこいたわけですよ久しぶりに、いやいやマジで。
 つうわけで、コミックハイ草野紅壱先生の新連載が始りました。ぱちぱちぱち。草野先生というとどこぞの相互リンクサイトさんはなにそれ的な感じで、「反村幼児は知ってます」とか言っちゃうくらいの、私的もっと有名になっても良いのにと思うエロ漫画家な訳なんですが。どうして先生はこんなに不遇なんでしょう、けっこう昔から活動してらっしゃるのに、いままで名が上がってくる事が無かった。


黒髪の女の子描かせたら間違いなく日本一なのに。


普段あんまり色とか大きさとか変えない私もついついやっちゃうくらい、先生の黒髪少女の可愛さは異常です。本当か、本当にそうなのかと今私が持ってる草野先生の単行本をペラペラとめくってみたのですが、うん、そんなに黒髪多くないや!! けど、素直にそう思ったのだから、その気持ちに嘘をついちゃいけない。

黒髪の女の子描かせたら間違いなく日本一なのに。(大切な事なので二回言いました)


 んでまぁ、この先生の描く女の子というのはその反応がやたらツボをツンツンと付いてきて、私は毎度頭から煙と脳漿と「あべし」なんて言葉がひり出そうな感じになっちゃうんですが。なにがそんなにツボをついてくるのかって、この人の作風はよく女の子視点から話が語られる事が多いわけでして、そんな感じで作中に少女漫画的表現と言いますかあくまで女の子が主役としてある訳なんですよ。だからなのかどうなのか、媚びの部分要はあざとさですわ、可愛い女の子にこんなこと言われたら男の子はみんな股間がザ・ピラミッドパワーなんだろって感じのディティールが目立たない気がするんですよね。いやエロく無いって訳じゃないんですよ、それを包み隠してしまうほどに女の子のキャラが立ちすぎなんですよ。つまり、エロ漫画じゃなくて少女漫画なんですよ、草野先生の漫画って。別に男の子や読者に好かれたいから(サービスから)オ○ニーやセッ○スするんじゃなくて、自分がしたいからオ○ニーやセッ○スしてるだけなんですよ。そして、だからこそ草野先生の作品の女の子はべらべら心情を吐露するんです。別に読むほうをそういう気分にさせるわけでもない、ただただ彼女達の不安で素直な心境を。


でもって、そこが最高に可愛らしいんですよ、私的に。なのに、なんで気付かないかなぁ世のエロ漫画好きどもは!(単行本三冊しかそろえてない存在の俺が言って良いのか知らんが)


 そんなわけで、素敵少女漫画を描いてる草野紅壱先生に一度一般誌で何か書いてもらいたいなー、これだけ可愛らしいキャラを描けるのだしきっと一般誌でもいややもすると一般誌のほうが実力を発揮できるんじゃないかなーと、常々思っていたのですが、なかなかそういう機会を見ることも無くずーるずる(いや私が目にしなかっただけで、色々あったそうですけど)。
 あぁこの先生も、その他大勢のエロ漫画家の中にこの方も埋没して行くのかなぁと思っていたら、これですよこれ。キタキタキタキター!! WEB漫画は、「つくねちゃん」と「大童貞」くらいしか読まない私ですが、これは要チェックですね。
 甘詰留太先生、ジェームスほたて先生よろしく、一般誌も股にかける大漫画家に成長してると信じてるっス。


 頑張れ草野紅壱先生!!


 えっ、つぐももはどうしたって? もう、一巻も出てる?


 浜田よしかづ先生のキャラデザは間違いなく日本一なのに。(媚売って誤魔化しました)


 ガチでRPG系のキャラデザ頼むなら、よしかづ先生だと思ってます。マジです。つうかその内来ますよ、浜田よしかづブーム、きっと。再来年くらいに。