重力ピエロ見てるけど
こういうレイプを題材にした作品の方だって問題だと思う。
レイプという行為を性欲の捌け口の一つとして肯定するのと。
レイプという行為を物語の要素の一つとして肯定するのと。
いったいそこに何が違うというの?
前者は、性欲を。
後者は、好奇心を。
満たすためだけの設定でしょう、違うの?
ねぇ、何が違うの。どんなに高尚ぶっても無駄だよ、だってわざわざレイプというテーマを設定しなくても、幾らでも話は作れるでしょう?
なんでレイプという設定をつけなくちゃいけないのさ。馬鹿なんじゃないの、ねぇ、馬鹿なんじゃないの。死んでおくれよ。
どうでもいいけど、単純な人間なので、父ちゃんがハルの癖を言い当てたときにぶわって涙出た。
あかん、家族の絆とかそういういのマジであかん、ワシそういうの弱いねん。
またそのうち小説借りてきて読もう。
重力ピエロがレイプに対する世間のリアルを描いているとか、問題提起してるとか、そんなこというならあんたは嘘つきかよっぽど物語を見る目が無いね。
フライ・ダディ・フライのがよっぽどリアルだ。フライ・ダディ・フライは復讐するまでの過程を描いているが、重力ピエロが描いているのは家族の絆と歴史だ。つまりゴシップだ。みのもんただ。
読者の感傷を呼び起こすのがレイプ描写の妙だ、くだらない情報提示だ、なんの解決にも向かわない可哀想な物語だ。ハルかわいそう、私かわいそうの物語だ。くだらない、くだらない。復讐して、元の生活を修復する、フライ・ダディ・フライの方が、まだ世間に対してどのようにレイプという問題と戦うべきかを投げかけている。
可哀想な物語を書いて何が悪い、陰惨な事実を世間に周知させることが戦いだ、だって。それなら、氏賀Y太先生の漫画でも読んでろ、○ァック!!
以上、全部私の主観。別に重力ピエロがおもしろくないというわけではなくて、ものすごく面白かったんだけど。ものすごく面白いと思うためには、レイプ漫画も認める必要があるでしょってこと。