菅井君パロディ「博霊ちゃんと陰陽玉#1」


萃香「こんにちわぁ、織田信長です。織田信長です。
   泣かにゃいなら殺しちゃうよ! ホチョチョギス!
   泣かないなりゃ殺しらうよ! ホトトギス! にゃははは!」


霊夢「…………。」


萃香「こんにちわぁ、豊臣秀吉です。
   泣かないにゃら泣かしちゃうよ、ホトトギスぅ!
   泣かないなりゃ泣かしちゃうよ、ホトトトギス! にゃはははは!」


霊夢萃香萃香。……何してんのよ?」


萃香「うえぇっ? なにって、モノマネ四天王になるんらよ!
   こんにゃにぃ〜、好きなのに、ちゅれないなぁっ!! なぁっ!!
   こんやにぃ〜すきなのにぃ〜、うぃっく。」


霊夢「……萃香、あんた山の四天王じゃなかったっけ?」


萃香「山にょ四天王? 洩屋の山の四天王なんてやめりゃよ!
   これかりゃは、モノマネで呑んでくんだよ!」


紫「あらあら、なんだか騒がしいわね貧乏巫女さん。
  おや、萃香。貴方、今日は洩屋神社の総会じゃないの?」


霊夢萃香、山の四天王やめたんだってさ。」


紫「あらそう、貴方もなの。霊夢も無職だって言うのに、
  いったいこの神社はどうやって食べていくのかしらね。」


萃香「だかりゃモノマネで呑んでいくんらよ!」


紫「そう、それは凄いわね。
  で、いったいどんなモノマネができるのかしら?」


萃香「むふふぅ〜、見てなよぉ。アリスにょマネ!!
   こんにちわぁ、今日は上海かりゃ中継を送りしまりゅ。
   …魔理沙ぁ? 聞こえるかしりゃぁ…」


紫「あらまぁ、やるじゃないの。」


霊夢地霊殿の台詞そのまんま言っただけじゃないの?」


魔理沙「なんだ? 朝から騒々しいな。」


紫「何言ってるのよ、もうとっくにお昼回ってるわよ。この恋泥棒。」


魔理沙「し、しかたないんだぜ。夜遅くまで盗……本読んでたんだから。」


紫「あらあら、本読んでたじゃ誤魔化せないわよ。
  とっくに米びつの中身は空っぽだって言うのに、何を食べれば良いのかしらね。」


魔理沙「な、何食えって……。だったら玄爺でも食べればいいんだぜ。」


霊夢「ペットを食べるの!?」


魔理沙「亀、以外に美味いぜ?」


萃香「にゃはは、そりょそりょ危機感持とうにょ、霊夢ぅ。」


紫「あぁ、それより誰か幽々子知らない?」


霊夢幽々子なら、白玉楼の庭で何かやってたわよ。」




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幽々子「うふふふふ。うふふふふふふ……。」


紫「幽々子? こんな所で何やってるの?」


幽々子「あら、紫じゃない。
    相変わらず、立てば芍薬、座れば牡丹、空飛ぶ姿は紫ババァね。
    うふふふふ。うふふふふふ……。」


紫「あらあらあら。スキマ送りにするわよ、この馬鹿幽霊。」


幽々子「いやねぇ、みょんが庭の西行妖を見て不思議そうな顔するからぁ、掘ってみたのよぉ」


紫「へぇ、それで、何か出たの?」


幽々子「そうしたらねぇ、久しぶりにぃマイスイートボディに再開しちゃったのぉ。
    うふふふふ。うふふふふふふふふふ……。」


霊夢「また自分の墓掘り返してるよ。」


紫「はぁ……。いいかげん、本気で山田の所に送るわよ、このボケ幽霊。」


萃香「どうでもいいんりゃけろさぁ。私、モノマネの練習すりゅかりゃぁ、
   みんなぁ、邪魔しないでくれるぅ? にゃはははは!」


魔理沙「うん? なんなんだぜ、そのモノマネって?」


紫「あぁ、この娘、山の四天王やめて、モノマネ四天王になるんだって。」


魔理沙「モノマネ四天王ったって、もう四天王は四人居るんだぜ!!」


萃香「うぇえっ!? にゃに言ってるんだよぉ、三人らよぉ!!」


魔理沙「おいおい、馬鹿いうなよ。四人だから四天王なんだぜ?
    ええ〜っと、アタシと、東風谷と、フランと…………。
    あ、あれ、あと一人誰だっけ?」


萃香「ほりゃぁ、三人だろぉ!!」


魔理沙「いやいや待つんだぜ。えぇっと、アタシ、東風谷、フラン……」


紫「そんな馬鹿な話してないで、誰か幽々子の死体埋めてきなさいよ」


魔理沙「えぇっと、確か四人だったはずだったんだぜ」


幽々子(薄)「十六夜咲夜じゃないのぉ?」


萃香「い、いや、咲夜と咲耶姫は関係ないらろ。
   永琳と咲夜の関係は永遠にぃ闇にょ中……。」


魔理沙「あ、永遠亭の『いなば』じゃなかったかな?」


萃香「それにゃらどっちの『いなば』がウルトラソウルなんら?」


魔理沙「……い、イナバの方じゃないのか?」


萃香因幡は違うの?」


魔理沙「じゃぁやっぱりパッド長かな……」


紫「ねぇ貴方達、幽々子が成仏しかかってるけど、ほっといて良いのね?」