ゲルーシの気持ち
昨日は久しぶりにさくらももこ先生のちびまる子ちゃん*1をながらで見ていたのだが
いやはや、藤木くんの扱いがいつにも増して酷いので同情してシンミリしてしまった
お約束的に、卑怯な事をした藤木くんが
その卑怯を働くにはあまりに繊細すぎる脳みそで、うんうん悩み
結局最後は、勧善懲悪の悪者役になって
「やっぱり、君は卑怯者だな」と
聖人君子な永沢くんと、クラスの皆に謗られるという話
たしかに藤木くんは卑怯な事をしたし、恨まれて仕方のないのだけども
玉子焼きを食えなかったり、山田くんに服を汚されたりと、散々な報いを受けて
更にクラスの皆から悪意の視線を向けられる必要があったのかと、アニメの演出にやりすぎ感を私は覚えた
もっとも。子供向け番組という体裁上
卑怯な事をするとろくな事が無いぞ、というメッセージを子供に伝えるには
徹底的に藤木くんを痛めつけたほうが良いのだろうが
藤木くんと同じ、駄目な人間を自覚している私としては、少し心苦しく
そして、人に恨まれるって怖いなぁと思う話だった
*1:アニメのほう