漫画家とか小説家とかPGとか


ポプラ社の件で某所に入り浸っていたのだが


そこでも、小説家の方達が編集さんに対して愚痴をこぼしてるのをチラリと見かけた*1


で、どうにも、編集さんってのは漫画家とか小説家とかを道具程度に思ってないのかなぁと


そういう点ではPGも同じ*2


どちらの職種も供給多過で、


『お前がやらなくても、やりたい奴は幾らでも居るんだぞ?』


というニュアンスで蔑ろにされてる事を考えると


よくぞ言ってくれた、雷句誠先生と賞賛してあげるべきだと思うのだ




要は今回の一件は、特殊な職業における春闘みたいなもので


誰かがやらなくちゃいけなかったんじゃ無いだろうか


新人に近い立場で、初期は蔑ろにされうる立場であった、雷句先生だからこそ起こったと思われるこの騒動


賠償金額の妥当性はさて置いて


そういう扱いに耐えて大きくなった、大御所の先生方も、


堪え性が足りないとか、競争の常だとか、達観した事を言わないで


この際だから、雷句先生の背中を押してあげたって良いんじゃないだろうか


こっちは真面目に仕事してんだから、お前等もちゃんと仕事しろよ


使う側だからって何でも許されると思ってるんじゃねえぞ、と




もっとも、やり過ぎて、作家が大事にされ過ぎちゃうようになると


青田に除草剤を捲く事*3になっちゃうから


次の世代の人間としては、うやむやであって欲しいのだろうけど

*1:話の発端は雷句先生の事だったと思われるが

*2:たぶん。働いた事無いからわかんないけど、研究室での扱いを受けてはそう感じた

*3:ヒットよりホームラン的発想による、新人の見切り発車連載の減少