今週のグレンラガン感想 「穴掘りシモン」
さて、先週の次回予告ではグレンラガンとは違う巨大ロボットが現れて大混戦という感じで、「ヤッタァ、今週は誰も死なないぞぉ、ヤッフォイ!」なんて思ってる方も多かったのではないでしょうか。
でも、そこは「タイムサービスでメインキャラクターが激安 ディスカウントスーパー グレンラガン」。
はたして今週は、無事に最終回を迎えることができるのでしょうか……
以下ネタバレ
死にすぎ。もう、死にすぎ。
今回の話は、ロボによる格闘がメインだったので、そんなに書く事も無いからあらすじに沿って説明しよう。
ニアの指輪から現れたグレンラガン。そして、その仲間達と仲間専用ドリル。
アンチスパイラルに宣戦布告すると全員で合体。天元突破グレンラガンに最終変形する。
その後は、銀河を投げあったり、銀河をぶち壊したりの大乱闘開始。
圧倒的なアンチスパイラルの攻撃の前に、最終形態でも苦戦する大グレン団のメンバー。
と、その時、地球へのワープホールが開く。どうやら、この最終戦闘に呼応して、偶然開いてしまったらしい。
目標を地球に切り替え、襲い掛かろうとするアンチスパイラル。
が、そんな事は、ダヤッカが許さない。見事なコンビネーションでアンチスパイラルを地球から引き離すと、そこから反撃開始。
アーテンボローが確率変動弾で敵の意表を突くと、もう一度ガチンコ対決。
しようと思ったら、何かビックバンを相手が繰り出してきたからさあ大変。
耐え切れるのか、グレンラガン! そう思ったとき、なんと腹からロージェノムの乗ったラゼンガンが分離。
シモンを励ますと、敵に特攻。自らをエネルギーに分解し、ビックバンの力をドリルの形に変換した。
ロージェノム、ドリルとなって死亡
その後の戦闘の詳細は、筆舌に値するので省略。
燃えます、これは燃えますので、是非ともDVDとかでチェックしてくださいね。
で、消え去るアンチスパイラルに、この宇宙を守る事を誓ったシモン。
ニアと、そして生き残った仲間達と共に地球へと帰ります。
帰り着くとすぐさま結婚式を挙げるニアとシモン。
じいさんの作ったドレスを身に纏い、花の舞い散る中歩くニア。りりしい、シモン。神父様はロシウ。
愛を誓い合い、口づけする二人。しかし、そのすぐあと、彼女の体が消え始める。
彼女はアンチスパイラルが作り出した仮想生命体。アンチスパイラル亡き後、滅びる運命にあったのだ。
それでも、ここまで必死に耐えたニア。彼女は最後にシモンを勇気付け、そして文字通り散っていった……
ニア、風となって死亡
転がる指輪を拾い上げるヨーコ。
螺旋の力でニアを蘇らせれば良いと言うギミーに、「古い人間がいては新しい人間が進む邪魔になる」と、優しく諭すシモン。
そして、そういうとシモンもまたマントを被り、皆に別れを告げる。
「俺は穴掘りシモンだから、俺が掘った穴を進むのにはもっとふさわしい奴が居る」
ヨーコの投げた指輪を受け取り、シモンは去って行った。
シモン、穴掘りとなって行方不明?
20年後、大統領となったロシウの手腕により、宇宙中の螺旋族の会議が執り行われることになった。
ギミー、ダリー、そしてナキムなどを筆頭とするグラパール隊と、定時王率いるアークグレンラガンは宇宙へと出発する。
その出発を見送る、一人の男。
「天の光はすべて星……」
んとね、最後だから言わせてもらうけどね。
最後なんだからアンチスパイラルもガイナの中の人も、シモンに優しくしてあげればいいのに。
せっかく愛した人を助けたと思ったら消滅ってorz
無職童貞には耐えられないシュチエーションです。イチャイチャさせてやれよ、ケンシロウだって少しくらいはユリアとイチャイチャしてたってのに……(ケンシロウに失礼
あと、リーロン老けて無さ杉。
まぁ死んだ人間が復活しないのは仕方ない。
死ぬしかない人間が死ぬのも仕方ない。
ちょっと自己陶酔に入ってて、「ハァ?」って気分になるのも仕方ない。
だって、それでもカッコよくて最後にゃ泣けてきたんだから!
流石だぜグレンラガン! ありとあらゆる物を天元突破していったぜ、天元突破グレンラガン!
そして、良い朝を今までありがとう、グレンラガン……
熱かった、カッコよかった、そしてなにより、サイコーに面白かったよ!!