大悪司をプレイし始める


 いつもなら、正午前後にアップロードする鉄仮面ですが、まだほとんどかけてません。
 昼前からずっと、大悪司やってました。
 すみません。ちゃちゃっと書き上げますね。


 んでもって、本日大悪司一周目クリア。
 キャラクリつけるために、攻略ページとか見たけど、結構かかったなぁ…… たしか109ターンだったと思う。
 PMの陣地をどれだけ切り崩しても、後からボッシュートされるの分かってたので、あえて深く攻め込まなかったのが凶とでたのかも。


 ヒロインは民華さん。もう、二度とこいつは嫁にしねえ……
 だって、こまさないと仲間にならないキャラとかを、始末やムショ送りにするのしのびなくて捕虜のままになるんだもん。
 だからクリア時に、由女ちゃんまだ居ましたよ、(説得50以上)
 え、顔なしキャラ? んなもん、全部ムショか拷問だよ。(マテ
 次は、きっこちゃんでプレイしようかな〜…… アンリ? ん〜、アンリか……


 んでまぁ、今回のキャラクリした奴のリスト

 青葉曜子 白民華 森田愛 月瀬寧々 WW弾 島本純 神原夕子 河原伊織 丹沢志津 多田山一途 山林吹雪 柳秋光 天戸香太郎 中山明里 中山多恵子 鬼門始 九条宗麟 見当かなみ 狼梅清 炎どん子


 少ないなぁ…… いや、こんなもんか。
 次は大杉にもちゃんと嫁を用意してあげて、幹部全員結婚フラグエンドでも目指すかなぁ。
 あぁ、それだと古宮のグラフィックとか取れないや……
 つうか加賀のおっさんのキャラクリ付けれなかったのが痛い…… あのおっさん強いけど嫌い。元子に酷い事するから。
 あと、伊織おにーちゃん使いたいけど、志津ちゃんのグラフィック見なくちゃなんないから、もうちょっと我慢してもらおう。ごめんね、伊織おにーちゃん。


 幹部全員結婚フラグエンドってなんだ? 殺ちゃんには、そういうの居ないだろ? というか、殺ちゃん俺の嫁
 何言ってんだ! 秋光のもんじゃないか殺ちゃんは!


 ん、どちらかというと、秋光が殺ちゃんのもの?(氏ぬがよい

竜の王と竜の姫 第二十六話


 俺様が会議室に入ると、既に鉄仮面、メイ、ブラウンを筆頭とする四村長と最長老、そしてフィルと兵達の代表格が円卓に座っていた。時間にはまだ早いと思っていたが、感心な奴らだ。 
 俺様が座る席を探していると、ノイの奴が一声して手招きする。案内された席はノイと鉄仮面の間だ。後の壁には立派な絵画が飾られており、反対側の殺風景な壁と相まって見事に上座を演出している。
「おい、ノイ。こんなとこに絵画なんざ無かったと俺は思うんだが」
「私が手配させました。臣ならともかく、王の席は然るべきものであるべきでしょう」
「まぁいいけどよう…… それだと、円卓の意味が無くないか?」
「会議の場で王までが平等である必要などありません。会議の結果としての行動の、責を負うのは民でも臣でもなく、王なのですから。王に特別な権限はあって然るべきです」
 それは確かに正論なんだが…… まぁいいか。部下達が決めたことに責任を持つ事も、俺様が決めたことに責任を持つ事も、責任を持つという点に関しては変わりない。そもそも、この戦争の言いだしっぺは俺様なのだから、それの決定を部下に任せるというのも、どうかという話だ。
 それに、ここで変な事を言って、やって、あとでぶちぶちと隣に居る小姑みたいなやつに言われるのも、それはそれでどうかという話だ。
 少なくとも、俺の事を思ってやってくれたと、好意的に受け取っておいた方が、これから先の長い長いお仕事の時間を気持ちよく過ごせるという物だ。
「ん…… まぁいいや。とりあえず、ご苦労なノイ」
「とりあえずは要りませんアル様」
 ほらまたこうやって妙なところで怒る。ここ数日、一緒の部屋で仕事をしていて、俺様はこの女に嫁の貰い手が来る事は絶対にあり得ないと確信したよ。
 そんな物好きが居たらよっぽどの変態か、性格なんて気にもしない大物のどっちかだ。もし、俺様の前にこの女が婚約者ですなどと言って男を連れて来ようものなら、そいつにこの国を譲ってやってもいいね。
 まったく、メイの奴も帰ってきたのだから、自分の村の指示に回ればいいのに…… そりゃ頭は切れるから何かと助かるには助かるのだが、仕事しろと強要されているようで、俺様としてはあまり気分が良い物ではないんだよな。
「……アル様。そろそろ、会議を始めたいのですが、早く座ってもらえませんか」
 俺様は心のそこから沸いてくる、「この小姑みたいなノイをどうにかできないだろうか」、という思いをため息に込めながら、その席に着いた。
 俺様と入れ替わりに立ち上がったノイは、さっと小ぶりな棒を一振りする。すると忽ちの間に円卓の中央に大きな透明な板のような物が現れた。ゆらゆらと揺れるその板には、俺様がここ数日にらめっこしてきた、この村の周辺の地図が映し出されていた。
「さて、皆さんお集まりになっていただいたところで、今回の魔人撃退戦の説明に入りたいと思います。先ずは中央の地図をご覧ください」
 ご覧くださいも何も、これだけの演出をされれば自然に眼が行くという物だ。ノイが言わないでも、部屋中の全員が既に地図に見入っていた…… ん、まて、それはそれで妙じゃないか?
 地図は俺様の正面を向いている。なのに、全員が全員、円卓の中央を見ている。
 それはどう考えても、おかしいだろ。俺様の方に向かって正面があるならば、側面に位置している人間には見辛くなるはずだ。だのに、何故皆円卓の中央を見ている。
 そういう、魔法なのだろうか。俺様は少し首を横にずらしてみる。するとどうだろう、それにあわせるように、ススッと透明な板が傾いた。俺様が左に右にと顔をずらしても、丁度正面に来るようにだ。 これは、また便利な魔法もあったものだ。
「アル様? 何をなさっておられるんですか?」
「え、あ、いやぁ、その…… ご、ごほん。なんでもない、それでは続けてくれノイ」
 いかんいかん、思わず面白くなって、首を左右に振るのに夢中になっていたらしい。あきらかにこちらに突き刺さっている、ノイの視線が痛い。ブラウンが、同じように頬を染めて咳払いをしているのが、俺だけじゃないという唯一の救いだ。というか鉄仮面、お前もか。
「……はぁ。このくらいの魔法でいちいち子供の様にはしゃがれても困りますよ、アル様、鉄仮面さん、ブラウン」
 なっ! バラさなくてもいいだろうに!
 くすくすと聞こえてくる笑い声。婆さんにメイに、あれはノイの村から来た兵達の代表…… ちくしょう、お前らは魔法見慣れてるかもしれないが、こちとらそんな物とは無縁なんだよ。驚くのも無理ないだろ。
 俺様の恨めしい光線をものともせず、真ん中の透明な板に向かって棒を指すノイ。すると、丁度俺様たちの村の当たりに赤い光点が現れた。それは、ノイの手元の棒に合わせて、上下左右にゆらゆらと揺れる。
 と、ノイが手に持つ棒で空中に円を描いた。するとどうだろう、先ほどまで赤い光があった場所に、今度は何か似顔絵のような物が表示された。
 あれは…… 俺様…… だろうか? だしをとった昆布が破けたようなのに目がついている絵が、ポツリと地図上に現れたのだ。場所はそう、村の入り口から少し西へと進んだ辺り。鉄仮面たちが難民を護衛した道の入り口付近だ。
「まず、陣形についての説明です。今回、私達が相手をするのは、大多数の軍隊ではありません。大多数の軍隊と同等の力を持つと想定される、一体の魔人です。そして、そんな相手に微力な力で挑んだところで、蚊を散らす程度の効果しか与えられないと思われます。そこでこの戦いでは、一騎当千の敵には一騎当千の味方をぶつけます」
 ノイはそういうとまた棒で中に円を描く。すると、地図上の昆布の前に、いかにも悪魔みたいな絵が表示された。更に昆布の周りに、兜、そして人の顔のようなものが二つ表示される。悪魔が敵の魔人。兜が鉄仮面、二つの人の顔のようなものは、ブラウンとバルだろう。
 それぞれが、道の真ん中で相対するように配置される。その一方でその道より少し下がったところ、実際には小高い丘になったところに、また人の顔のような物が三つ現れた。これは、ノイ・メイ・老婆の三人だろう。
 そして、最後に森の中に散会するように配置された人の顔が二つ。城の周りと村の入り口に配置された顔が三つ。この会議に参加している、兵達の代表だ。森に配置されたのは、弓矢による奇襲部隊。城の周りと村の入り口に配置されたのは、村の守備部隊だ。