TRPG周りの記事が多くなってきたなぁ


 親父にいきなり、「ドラゴンなんたらの本はどこで買ったの?」と聞かれて一瞬戸惑った。
 ドラゴンなんたらなんてタイトルの漫画や小説なんてものは、私は四コマ劇場くらいしか買ったことが無いからだ。
 まぁ、その中での牧野先生の活躍や、勇者カタストロフの話は置いておいて、よく話を聞けばその「ドラゴンなんたら」は「へっぽこーず」のことだと分かった。富士見ドラゴンブックのところを見ていたらしい。
 時々、大人は妙なところで勘違いをする。私も歳をとるとそんな人間になるのだろうか…… なんてことが言いたいわけではない。


 実のところ、私はソードワールドの世界観をつかむために、「ロードス」でもなく「リウイ」でもなくへっぽこーずから入った人間でして(どう入ったのかは忘れた)。中途半端に中古でリプレイを集めてたんですね。
 で、弟達が読みたいというので貸していたんですが、その一番下の弟がいわゆる几帳面な人間でして。


 抜けてる2巻を求めて、父を一日中古本屋から古本屋へ連れまわした(アッシーさせた)らしいんですよ。


 で、愚痴こそ言われなかったものの、いい迷惑だよてきなことを遠回りに言われたというわけです。
 いやまぁ、ニートの風当たりなんてこんなもんでしょ。


 でまぁ、弟の欲しがりは子供だから仕方ないとして、やっぱりリプレイ本の需要って少ないんだなーと。
 県内の色々な本屋をめぐった私ですが、へっぽこーずをデフォルトで全巻そろえている本屋はとうとう見つけられませんでした。
 伊勢のレプレ(確かもうつぶれたと聞いた)で、多少は見つけましたが、それ以外は全滅。下手なところいくと、リプレイすら無い。本なら何でもそろうはずの、宮脇書店にも無いし。
 で、新書での需要が少なければ、古書での供給は必然と少なくなるわけで。
 そりゃ探しても、見つからないわけですよ。


 まぁ、TRPGのプレイ人口が少ないから、需要が無いというのは仕方ないかもしれないけど、何とかならないのかなぁ。今のままだと、悪循環でどんどん地方の本屋からその手の本が遠ざかって行きそうで……
 TRPGのルールブックは値段の面からともかくとして、リプレイは文学として(といっても一部にだけど)成立しているわけなんだから、良い物や売れる物に関しては、普通にライトノベルのコーナーに置いてくれれば良いのに。


 へっぽこーずに関しては「TRPGリプレイ」の分野において、ロードスの次くらいに成功した物(私的見解)なだけに…… あぁ、やっぱりこの世界って、少数なんだろうかと、凄く残念です。
 まぁ、無いなら無いで、ネットで探せば良いんですがね。
 最近は古書のネット販売システムもかなり確立されてきましたし。
 

 けどまぁ、もう少し有名にならないかな、へっぽこーず。
 あんなに、面白いのに。
 やはり、アニメ化かするしかないのか? けど、ラジオCDの次はOVAが精々なのかな……
 地上波…… 夢のまた夢か……


 頑張れ! 秋田みやび先生! 浜田よしかづ先生!