「それでは、ワシはそろそろ仕事があるでの。名残惜しいが今夜はこれにて」 塩吹きババアはそう言って俺の部屋から出て行った。何処とも分からぬ夜の街へと消えて行った。俺と味噌舐め星人はアパートの外廊の柵にもたれかかって、夜道を歩いていく彼女を見送…

味噌舐め星人も塩吹きババアも肉まんに味噌なり塩なりつけるものだから、俺も肉まんにからしと酢醤油をかけようかなと思った。けれども、俺が働いているコンビニではからしも酢醤油もつけない。そんな食べ方は邪道だと、その実、経費削減に店長が禁止してい…

仕事がたまって気が滅入ってたので秋水さんにメッセでからむ。 ぼっとやらなんやらの話しになってなんか色々作ってよと要求したが尽く跳ね返された。 まぁそんな暇は無いよな。つうかぼっとってなんだって感じなのに要求するなよ俺。 こう、フォローすると最…

おかえりなさいと大きく叫んで、味噌舐め星人は部屋に入ってひと息ついた俺にぴょんと飛びついてきた。なんの前ぶりもなく、そして微塵の躊躇いもなく真正面から飛びつかれれば誰だって驚く。驚きのあまり体勢を崩した俺は、味噌舐め星人に押し倒されるよう…

テーブルに置かれた免許証の下には、さらに保険証が潜んでいた。そして思ったとおり保険証の名前欄には、免許証と同じ忘れられた妹の名前が書かれていた。味噌舐め星人の写真が載った免許証と同じ名前が書かれていた。 俺はもうまともに色々な事を考えるのを…

二年生の授業料が定期解約しないと払えません。今からバイトせんとちょっと苦しいなぁ。ううん。 やっぱり、定期下ろせばなんとかなるからってニュアンスで書いたのが不味かったかなぁ。 あーめんどくせえなぁ。これから就職活動も本腰入れなくちゃならんと…

お兄ちゃんさんが誰と結婚しようと、誰と幸せになろうと私たちには関係ないです。だって、お兄ちゃんさんと私達の間には、世間的な家族の縁はあっても、精神的な家族としてのつながりはありませんから。なので、どうぞお好きなようになさってくださいなので…

かれこれ一ヶ月くらい書いていない肉まん小説。 もう良い感じにポテンシャルが溜まっているはずなので書きはじめたいのだけれど、その前に短編を仕上げてしまいたいなぁと思っている。「Ｑ」とか「ロボット」とか。 「Ｑ」は別として「ロボット」は俺の中で…

ミリンちゃんの妹は明らかに不機嫌だった。今すぐにでも俺との話を早々に切り上げて帰りたい、話が切りあがらなくっても立ち去りたいと体全体を使って表現しているようだった。流石は俳優志望の子役だけはある、もっとも今は不本意な魔法少女風味なんていう…

研究するよりなんか書いてる時間のほうが多い。 そして、たいてい書く書くモードに入るのは、夕方過ぎてからなんだよねー。 なんでだろう。いいかげんにして改めんと、睡眠時間がやばいでー。

携帯の連絡先にそんな名前が入っているのを人が見たら、携帯の持ち主の正気を疑う事はほぼ間違いないと思う。俺だって本当はこんないかれた名前を自分の連絡先に登録しておくのは気が引けたんだ。けれども、俺の目の前に座って毒々しい緑色をしたクリームソ…

起きると隣の布団で味噌舐め星人が寝ていた。一緒に塩吹きババアも寝ていた。味噌舐め星人の背中に塩吹きババアが覆い被さるようにして、二人は同じ布団の中に横たわっていた。得体の知れない妖怪に覆い被さらているというのに、味噌舐め星人の寝顔はすよす…

その程度で小躍りしちゃう、マジレスしちゃう、それが私クオリティ。 色んな所で無視されてきてるので、こういう事ですぐにはっぴーになります、すぐに調子に乗ります。 あまりおだててやらないでください、かといって無視はしないでください。 面倒くさい生…

前に使用した時には、結構さっくりうごくなぁと思ったんだけど、戦国ランス立ち上げると残念な結果に。 こんなんでできるかよ、おまけにカスタム少女も全然動かないし。もうね、しょんぼりですよ、しょんぼり。 誰か割の良いバイト紹介してちょうだい。PC直…

くぁあとアヒルの鳴き声のような声を味噌舐め星人があげた。目を細め、ネコの様に丸めた手で目尻を擦っている。どうやら味噌舐め星人はおねむの時間らしい。壁にかけられた時計を見ればもう既に子供でなくったって寝ていてもおかしくない時刻だった。眠くな…